愛するペットと一緒に海外移住を果たしたい。ペットは大切な家族の一員です。新天地での生活を共に楽しみたいと願うのは自然な想いですよね。
とはいえ、ペットの海外移住や海外旅行に必要な手続きは複雑で、飼い主さまにとって大きな負担となります。輸出入に関する規定は国や地域によって異なり、最新の情報を確認しながら書類を準備しなければなりません。
検疫や健康診断にも時間がかかります。初めての方には、何から手をつければいいのか途方に暮れてしまうかもしれません。
そこで本記事では、ペットの海外移住・海外旅行をお考えの皆さまに向けて、申請手続きの概要と具体的なノウハウをご説明します。私たちPetsAirは、ペットの海外移住や海外旅行の実現に向けて、飼い主の皆さまに寄り添い、専門的なサポートを提供する会社です。
これまで数多くの案件を手がけ、飼い主さまの悩みを解決してきました。その知見と経験を余すところなくお伝えし、円滑な手続きの進め方をご提案したいと思います。
わんちゃんとの海外移住については以下の記事で詳しく解説しています。
目次
ペットの海外移住・海外旅行に必要な手続きと書類
まずは、ペットの海外移住や海外旅行に必要な一連の手続きを見ておきましょう。主なものは以下の通りです。
- マイクロチップの装着と登録
- 狂犬病予防接種と証明書の取得
- 輸出国・輸入国の動物検疫申請
- ペットの健康診断と健康証明書の取得
- 航空会社へのペット輸送の予約
- キャリーケースなど、渡航に必要な備品の準備
一見するとシンプルな流れにも思えますが、実際には一つひとつのステップで複雑な書類の作成が求められます。以下、それぞれの手続きのポイントと、おさえておくべき注意点を説明します。
■マイクロチップの装着と登録
画像出典：環境省
多くの国で義務付けられているのが、ペットへのマイクロチップ装着です。マイクロチップには15桁の固有の番号が振られ、ペットの識別情報として利用されます。獣医師によりペットの皮下に挿入し、専用の登録データベースに飼い主情報と紐付けて登録を行います。
装着の際は、ペットの健康状態をよく確認し、獣医師とも相談しましょう。万が一、ペットが行方不明になっても、マイクロチップで飼い主のもとに戻る可能性が高まります。装着と登録は計画的に進めましょう。
日本ではマイクロチップを装着した犬や猫を新たに迎え入れた場合、あるいは飼育中の愛犬・愛猫にマイクロチップを装着した場合、飼い主情報の登録を30日以内に行うことが義務付けられています。
2022年6月以降、ペットショップなどで販売される犬と猫には、一部の例外を除き、マイクロチップの装着が原則として義務化されました。
■狂犬病予防接種と証明書の取得
多くの国で、狂犬病予防接種は輸出入の必須条件となっています。渡航の数ヶ月前からワクチンを計画的に接種する必要があります。接種間隔や検査のタイミングは輸出入先によって異なるため、事前によく確認しておきましょう。
予防接種を行った獣医師に、狂犬病ワクチン証明書の発行を依頼します。用紙の書式や必要事項は渡航先の規定に従う必要があります。
言語は日本語と英語での併記が求められるケースが多いです。証明書の受け取りまでには数週間かかることもあるため、早めに動き出すことが肝要です。
■輸出国・輸入国の動物検疫申請
輸出入に際しては、それぞれの国の検疫当局にペットの輸送許可を申請します。必要書類の種類や申請のタイミングは国ごとに異なるので要注意。一般的に、健康証明書や予防接種証明書などを添えて、指定期限までに申請を完了させる必要があります。
この手続きは、飼い主さまご自身で進めるのは容易ではありません。言語の壁に加え、不備の修正などに関係機関とのやりとりも発生します。
PetsAirでは書類作成から申請まで、専門スタッフがワンストップでお引き受けしています。まずは公式ラインから無料相談をご利用ください。
■ペットの健康診断と健康証明書の取得
渡航の10日前ほどを目安に、ペットの健康診断を受診しましょう。輸出入の規定をクリアしているかを最終確認するのが目的です。
診断書や血液検査の結果を添えて、指定の様式で健康証明書を作成します。つつがなく渡航できる健康状態である証明が必要となりますので、あらゆる項目を漏れなく検査しましょう。
■航空会社へのペット輸送の予約
飛行機での移動の際は、ペットは貨物室に搭載されるのが一般的です。手荷物と同様に、事前の予約が必要となります。輸送用クレート（キャリーケース）は航空会社ごとに規定があるため、必ず事前に確認しましょう。
ペットが快適に過ごせるよう、クレート内には敷物やおもちゃを入れてあげるのもおすすめです。給水用のボトルなども用意しましょう。
長時間の移動はペットにとって大きなストレス。体調管理には細心の注意を払ってください。必要に応じて、獣医師から薬をもらっておくのも良いでしょう。
以上が、ペットの海外移住や海外旅行に必要な一連の手続きです。言語の違いから生じる書類の不備や、提出期限の見過ごしなど、リスクは小さくありません。
国や地域による規定の違いと最新情報の入手
ここで強調しておきたいのが、国や地域によって輸出入の規定が大きく異なるということです。EU圏やアメリカ、東南アジアなど、渡航先によって求められる条件は様々。ワクチン接種の回数や種類、マイクロチップの規格、検疫期間の長さなどが違ってきます。
また、動物検疫に関する規定は頻繁に変更されます。情報の鮮度が命と言っても過言ではありません。
古い情報で手続きを進めると、“入国時に書類不備を指摘された”といった悲劇にもつながりかねません。常に最新の条件を確認する習慣が大切です。
各国のペット輸出入に関する規定について、詳細な情報が掲載されているのが、各国の動物検疫所の公式ウェブサイトです。自国の最新ルールがリアルタイムで更新されているうえ、過去の規定変更の経緯も確認できるため、信頼性の高い情報源だと言えます。
PetsAirでも、常に最新の情報を収集し、お客様に変更点を随時お伝えしています。日本の動物検疫所の公式サイトはこちらになります。
ただ、専門的な内容だけに、飼い主さま自身で全てを理解し、実務に落とし込むのはハードルが高いかもしれません。PetsAirでは各国の輸出入規定を熟知したスタッフが在籍し、ケースバイケースできめ細かなアドバイスが可能です。
的確な情報をわかりやすく解説しますので、ぜひお問い合わせください。
ペットの健康状態や習性に応じた移動方法の選択
ペットの海外移動は、飼い主さまだけでなくペットにとっても大きな負担となるものです。健康状態や習性に配慮しながら、最適な移動方法を選択することが大切です。選択肢としては、飛行機での輸送とペットの単独渡航、飼い主さまとの同伴移動などがあります。
ペットの体調面で不安がある場合は、単独での輸送は避けた方が無難でしょう。健康状態に問題がないと証明されてはじめて、申請を進めることができます。体調に不安のあるペットの無理な移動は、大きなトラブルに直結します。
一方、ペットが騒音や揺れに敏感だったり、閉所が苦手だったりする場合は、貨物室への搭載が難しいケースもあります。ペットの性格を見極め、必要に応じて航空会社とも相談しながら、移動方法を慎重に選ぶ必要があるでしょう。
いずれにせよ、ペットにとって安全で快適な移動を実現するには、綿密な準備と配慮が欠かせません。まずは、かかりつけの獣医師に相談し、ペットの健康状態をよく確認してもらいましょう。
トラブル事例から学ぶ注意点とアドバイス
スムーズな海外移住を実現するには、想定されるトラブルに備えておくことも重要です。PetsAirでは、これまでのサポート事例から、よくある失敗パターンを分析し、注意点を明らかにしています。代表的なものをいくつかご紹介します。
■狂犬病ワクチン証明書の不備
証明書に必要事項の記載漏れがあったり、獣医師の署名や押印がなかったりすると、輸出入の段階で書類不備を指摘されます。提出前に内容を入念にチェックし、不明点は事前に確認しておきましょう。
■マイクロチップ登録情報の誤り
マイクロチップ登録の際、飼い主の連絡先に誤りがあると、現地での変更手続きが難航するケースがあります。登録内容に間違いがないか、必ず確認しましょう。
■ペット輸送用クレートの不適合
航空会社の規定に合わないクレートを利用すると、ペットの搭載を断られることがあります。事前の確認を徹底し、航空会社の規定に合ったクレートを購入しましょう。
■現地の獣医療事情の認識不足
渡航先の獣医療レベルや言語の問題を想定していないと、ペットの病気や怪我の際に困ることになります。
■ペット関連法規の理解不足
国によってペットの飼育ルールは大きく異なります。特にイスラム圏など、宗教的な理由から犬の飼育に規制がある地域もあります。現地の法律を事前によく確認し、ペットと共生するための心構えを持ちましょう。
PetsAirでは、お客様ひとりひとりのケースに合わせ、想定されるトラブルを列挙し、具体的な対策をアドバイスしています。万が一の事態にも冷静に対処できるよう、経験豊富なスタッフが危機管理の方法まで伝授します。安心して海外移住を決断していただける環境を整えることが、私たちの役割だと考えています。
PetsAirのサービス内容と特長
PetsAirは、ペットの海外移住・海外旅行サポートに特化した専門会社です。各国の輸出入規定や通関手続きに精通したスタッフが在籍し、ペット渡航を成功に導くためのノウハウが蓄積されています。飼い主さまに代わって一連の申請手続きを代行し、必要書類の作成もサポート。面倒な作業は全てお任せいただけます。
≪トータルサポートの内容≫
1. 無料相談・カウンセリング
* ペットの輸出入に必要な手続きや準備について、経験豊富なスタッフが丁寧にご説明します。
* ペットの種類や状況に合わせて、最適な輸送方法をご提案いたします。
2. 輸出書類の作成代行
* 日本からの輸出に必要な各種書類の作成を代行し、煩雑な手続きから飼い主様を解放します。
* 書類の記載方法や必要事項について、わかりやすくガイドいたします。
3. 動物検疫所への書類提出と検疫手続きサポート
* 作成した書類を動物検疫所へ提示・提出する業務を代行し、検疫手続きがスムーズに進むようサポートします。
* 出発前に必要な輸出前検査の予約と手配も確実に行います。
4. 到着国の輸入対応と事前許可申請
* 到着国の入国に必要な手続きや処置を詳細にご案内し、渡航までの準備を万全にサポートします。
* 入国に必要な事前許可の申請も弊社で一括して対応し、飼い主様の負担を軽減します。
5. 到着国の入国書類の取得とアドバイス
* 到着国で必要とされる書類を、飼い主様に代わって準備・作成いたします。
* 入国に必要な書類や証明書発行のアドバイスを提供し、スムーズな入国をサポートします。
当社では、上記の業務を通してペットの輸出入が円滑かつ確実に行われるよう、専門スタッフが全力でサポートいたします。ペットとの海外引越しに関する疑問や不安は、ぜひ当社にお任せください。飼い主様とペットが安心して新しい生活をスタートできるよう、誠心誠意サポートさせていただきます。
犬や猫はもちろん、ウサギや鳥、爬虫類など、あらゆる種類のペットの渡航をお手伝いしてきました。飼い主さまのニーズに合わせ、移動の全工程に渡って柔軟にサポートをご提供。「ペットと一緒に海外で暮らしたい」という夢の実現を、全力でバックアップします。
サポート料金は、渡航先や利用サービスの組み合わせによって異なります。まずは無料の事前コンサルティングをご活用ください。ペットの種類や体調、ご予算など、お客様の状況をお伺いした上で、最適なプランをご提案いたします。少しでもお悩みやご相談がありましたら、お気軽にお問い合わせください。
以下に弊社の対応実績の一部をご紹介いたします。また、お客様の声も併せてご覧ください。
お問い合わせ・ご相談方法
ペットの海外移住や海外旅行をお考えの際は、まずは、公式ラインからPetsAirの無料コンサルティングをご利用ください。専門スタッフより折り返しご連絡いたします。
＼まずはLINEで無料相談！／
おわりに
ペットの海外移住や海外旅行には、想像以上に多くの準備と手続きが必要です。異国の地での生活にワクワクする一方で、書類作成などの煩雑な作業に不安を感じるのは当然のこと。ペットを連れての渡航は、飼い主さまにとっても大きなチャレンジなのです。
しかし、その苦労に十分見合う価値があります。それは、ペットと一緒に過ごす楽しく幸せな日々です。
新天地での暮らしは、飼い主さまとペットの絆をさらに深めてくれるはずです。PetsAirは、その素晴らしき日々を実現するため、ペット渡航の課題に真摯に向き合い、ワンストップのサービスを提供し続けます。
ペットは家族の一員であり、かけがえのない存在です。一緒に海外で暮らしたいというあなたの夢を、ぜひPetsAirにお聞かせください。
私たちは「ペットも家族と一緒に」という想いを胸に、お客様の渡航プロジェクトを誠心誠意サポートいたします。まずはお気軽にご相談ください。PetsAirが、ペットとの素敵な思い出作りを全力で応援します。
以上が、ペットの海外移住や海外旅行に関する申請手続きの解説記事でした。PetsAirのサービス内容や特長、お問い合わせ方法もあわせてご紹介しました
読者の皆さまの疑問や不安を解消し、具体的な行動につなげていただくことを目的としましたので、ぜひ参考にしていただければ幸いです。PetsAirは、本記事を通じて、より多くの飼い主さまのお力になれることを願っております。
ペットと一緒に海外旅行を計画する際、帰国時の手続きを事前に入念に準備することが非常に重要です。日本は狂犬病清浄国であるため、ペットの入国時には厳格な検疫条件が設けられています。出国前に必要な手続きを滞りなく済ませることで、飼い主とペットの双方にとってストレスの少ない円滑な渡航が実現できます。 出国...
